ブラ辞苑

今回は辞書風のネタなので断言調。お許しをm(_ _)m
 

※ブログやSNSのエントリを新規に書いた時……
否、単なる深夜の駄メール(主に観たばかりの映画やテレビの感想)や、
飲み屋でのバカ話の応酬に際しても、僕はよく、盟友のケケ氏に
「ブラッシーは独自用語が多すぎンだよ」(小池一夫風)と言われる。エレクチオン。

まぁ、それは否定しない。確かに好きな言い回しや、よく使う言葉というのは、ある。

十ン年前、当時新進気鋭だった吉田豪氏は、それまでライターは誰も(ほとんど)使ってなかった、
一人称の「ボク」をまず使い、かつ、文中の「コク深い」「……っぷり」「……にも程がある」、
そして笑い声「ダハハハハ!」や結びの「次第なのである」等の、独自の使い方で、
他人の及ばない(真似したらそこでもう吉田氏のパクリだと思われてしまう)文体を確立した。

あれは当時、本当にすごいと思ったもんだ(それを思いついたことに対して)。
 
 
まぁ、吉田氏や、古くは泉麻人氏のような「独自の文体の作り方」とはちと違うが、
ケケ氏曰くの「あンたの独自用語」をこの際まとめてみようと思う。マイ用語辞典だ……暇人。

使いたい人は勝手に使ってみて欲しいが、きっと「時代遅れ」(河島英五)呼ばわりされる。
大学時代、よく「オメーみたいな古い言葉使うヤツぁ、いねぇよ」っつわれたもんだ。
まぁいい。サウイフモノニワタシハナリタイ。……なぁ、賢治さんよ。
 
 

(以下順不同。思いつき順)

【マテリアル】
まんまの意味ならば材料・素材。転じて天然資源だったりするが、
「なにかとんでもない物」の意味で使う。
「ゴミの中に光るマテリアルが!」「とんでもないマテリアル」等。
語源はおそらく、我が知人中では最高の昭和の申し子にして、
リサイクルショップ漁りの天才、聖子changだと思う。
 

【ヤバいバイブス(グルーヴ)】
語源は音楽にも造詣が深い、同じく聖子changによる。
若者言葉の「ヤバい」は、単に「すごい」の言い換えだったりもするが、
この場合は「こんなものがここにあること自体が、どうかしている」ぐらいの、より深遠な意味合い。
カッコいいとかすごい、だけではなく「おかしい。狂ってる」を相当量はらんでいると言える。

これに音楽用語の「バイブス」や「グルーヴ」が付くと、そのままの意味であれば
「かなりノリがいい、ノッてる」なのであろうが、実はそれにとどまらず、
「ムード、波動」の意味合いになる。

即ち「あの店からは、絶対ヤバいバイブス出てますよ!」等の使い方になり、
この場合は「異常に味のある店、何かがありそうな店、何かしらの奇妙奇天烈な雰囲気がある店」となって、
とりあえずは突入だ! ということになる。

「ヤバいバイブス」へのアンテナは、ロードサイドをクルマで攻める際には、尖らせておくべきであろう。
 

【サルベージ】
「沈没船の引き揚げ作業」のことだが、これまた転じて「数々のゴミの中から」「中古屋から」
「埋もれた在庫の中から」「倉庫の奥底から」「本棚の片隅から」、何かを「発掘し、救い出す」こと。

救い出されるのは、大抵イイモノである。一般的にはまさに「ゴミ」のようでも自分には「宝」。
(例)「すっげぇパンフをサルベージした」
 

【僕、自分、ソレガシ、小生】
一人称。
僕は(たまには使うけど)文中でほとんど「俺」を使わないでしょ?
リアル社会においても、仲がいい人との会話以外では使わない。

理由は……社会人一年生の時、うっかり会社で「俺」と言って
「何ィ? オレ、だぁ!?」(ボカッ!)と上司にキレられたためのトラウマ。
それが心に刻み込まれているため。言い換えを各種使ってたら、こうなった。
 

【デフレ飯】
語源は多分、伊集院光による造語。松屋、吉野屋、すき屋、マック他の総称。
(追記・UP後、友人「画伯」氏から「学生時代に俺が考えた」という申告があったので、
そういうことにします。伊集院がパクったんだと思いますw)

もっとも、最近のハンバーガーは安くないので、主に牛丼やカレーのことを指す。
ちなみに立ち食い蕎麦屋はリスペクトしてて、わざわざ食い歩いたりしてるので、これには該当しない。
チェーン店をこう呼ぶのがふさわしい感じ。「貧乏になれば一週間でもデフレ飯屋通い」とか。

ちなみに、ビジネス街の路上で売ってる昼の350円弁当は【デフレ弁当】。
これは気持ちが貧しくなるので、買わない。
 

【モチのロン】
普通に「もちろん」「勿論」とすればいいものを、わざわざこう言う。なぜかは不明。
 

【とにもかくにも】
普通に「とにかく」とすればいいものを(以下略)。
 

【大概ひどい】
普通に「ひどい」とすればいいものを(以下略)。
ちなみに、意図的に「時代遅れ用語」を使う先述の我が盟友、
ケケ氏の辞書では、これは「ドイヒー!」になる。
 

【いやはやなんとも】
少々の呆れが入った時や、仕切り直しの時に用いる語句だが、
これを日常会話でリアルに我が口から発したために、
大学において「天然記念物」の評価を確固たるものにした。
 

【言い得て妙だ】
上手い例えにチョー感心した時に用いるが、これだっていいかげん死語。
 

【頭を刈る】
髪を切ること。僕は人生において美容院という場所に行ったことはなく、
(そういや、バイクを運転したこともないのに気が付いた……閑話休題)
しかも落語家髪型なので、バリカン使用がマストだから。
ちなみにヒゲを剃ることも【ヒゲをあたる】を使うことが多い。
 

【閑話休題】
「それはさておき」のことで、自ら捻じ曲げた話題を強引に元に戻すときに使用。
用例は前項の通り。
 

【ゾーンに入る】
人が時に、異常な集中力を発揮し、一心不乱に物事に向かって成果を出すさま。
あるいはものすごい強運やバカ当たりを乱発する状態になること。
後者の場合は、パチンコ用語から転じて【確変に入る】とも言う、僕は。
 

【鬼リサーチャー】
自称。これだけはどこの職場でもある程度は評価された。
某先輩から頂いた「ニッチなことをマリアナ海溝より深く掘り下げる男」は最高の称号。
しかし、ネットとウィキペディアが発達した昨今、しらみつぶしやフィールドワークが身上の
この職人芸が、果たしていつまで通用するのか。
 

【パッション】
そのままの意味は情熱のことだが、僕は「異常な情熱」の意味でのみ使う。
「パッションがあるから違うな」とは、例えば自分の好きな映画を
異常に推す映画館主とか(そういう人はいないかもしれないが、まぁいたとして)、
ある種の情熱を(主に「仕事」に対して)注ぎまくる人のこと。

プライベート趣味人に対しては用いない、なぜか。
 

【地雷を踏む】
色々な応用ができる言葉だと思うが、僕の場合は
「ひどい飲食店に入ってしまった」場合に使う。
過去に幾多の地雷を踏んできたものだ。
 

【退廃中華】
飲食店つながり。弟の作った語句である。
ものっすげぇ深夜営業、ないし早朝営業、下手すれば24時間営業の中華料理屋のこと。
常にやさぐれとドカタと貧乏学生とホステスの吹き溜まりであり、
酒とタバコで店内のムードは退廃しているが、そこそこのものをいつでも食べられて、すごく便利。
 

【土着中華】
対して、日本古来の伝統wにのっとったような中華料理屋のこと。
ギョーザライスとかレバニラ炒めを食べるべき。夜は早く閉まる。
定食のスープはラーメンスープにネギをぶちこんだもの。そう、夜は早く閉まる(クドい)。
 

【ネイティブ中華】
神保町あたりに端を発し、歌舞伎町や西池袋をかすめて板橋、十条、赤羽と伸びる
中国人コミュニティーに存在する、中国人経営の中華料理屋。
怪しいフォントとくすんだ色調のメニューに、赤い店内装飾が目印だ。

震災後には多くが帰国によりたたまれるも、今は戻りつつある。
厨房での会話言語が全て中国語なのが特色(当然)。
当たり外れが異常に激しいが、大当たりを引いた場合、本格的な中華料理が格安で、
(しかも出てくるスピードは超速で)各種堪能できることになる。
これはまさに「地雷を踏み」ながら発掘していくしかない。
ちなみにあまりに本格的すぎる中華は、食いづらい。
 

【サブカル偏差値】
人のサブカルチャー知識の深度。地方在住の人は低くて当然。
だが、これが高いと自負していても、奢らない方がいいようで。

自分の話が通じない時に、悔し紛れに使う。
「どいつもこいつもサブカル偏差値が低い。映画すら見ねぇからだ」と。
……しかし、本当に地方では「落語」を「大喜利」だと思ってる人が多い。笑点の罪。
 

【草木もなびく】
有名な慣用句ではあるが、自分の場合は「何かに流されている世間」を小馬鹿にする意味合いで使う。
最近使った例は「ステマステマと草木もなびく」&「さしこさしこと草木もなびく」。
 

【チョンガー】
独身男性のこと。朝鮮語だかなんだかで、今じゃ使っちゃいけないらしいけど、
自分の場合は婚期を逃した自虐もあって、多用する。

三枝とかやっさんとか、昔のヤング吉本芸人の出た映画で
『ああ独身(読み方はチョンガー)』なるものもあった。
いいじゃないか、これぐらい言っても使っても。

ちなみに小生は「バカチョンカメラ」も、「バカがチョンと押しても写せるカメラ」と、
小学校時代の教師(よく組合のストに出て自習にしてたので多分当時の社会党員)から習ったので、
別に「半島の人を揶揄する言葉」だとは全く思っていない。そういうものだ。

例えば東北では「部落」は差別用語ではないですから。
普通に「地区」「地域」「集落」のこと。
言葉ってのは、多様性がある。だからむやみに狩ってはいかん……閑話休題。
 

【リビングレジェンド】
ガキの頃に多大な影響を受け、まだ存命のクリエイターや芸能人のこと。
生で会える機会があれば可能な限り足を運び、目に焼き付ける、聞く、のは我が生きがい。

間に合ってよかった。羽田健太郎、野沢那智、水野晴郎、柳家小さんに立川談志。
チャンスはあったのに、逃して間に合わなくて大後悔。淀川長治、広川太一郎。
今後間に合うのか? すぎやまこういち。
本気で感激してオシッコ漏れそうになった藤子不二雄A。
大野雄二や串田アキラに関しては、追っかけみたいになっている。
 

【ドキがムネムネっすよぅ】
語源は不明。
昔参加していた同人誌で、絵師のことみようじ氏(現・漫画家)が
用いたのではなかったか。変にツボに入ってしまって使用中。
今の言葉で言うなら「萌え」か? 違うかな……
 

【なんもなんも】
青森出身の先輩が多用していたので、伝染ってしまった。
なので、津軽弁の一種であるかと思われる。

「いえいえ、どういたしまして」の意味だが、この言葉の方が東北人としての実感がこもるので、気に入っている。
関西人が「愛してます」を「めっちゃ好きやねん」にしてしまえるようなもんだろう。
「オミヤゲたくさん頂いちゃって、すいません。」「いやぁ、なんもなんも」……イイねぇ(^_^.)
 

【ネ申興行】
同じ青森の先輩が語源。プロレス興行で使われることが多いが、
まれに通常のライヴやプロスポーツでも用いることがある。

自腹を切った観戦・鑑賞において、各種の「奇跡的な要素」が重なり、
「観ておいてよかった、どころの話ではない、末代まで自慢できる」ような興行になった時に使う。
「こりゃ、ネ申興行だわ」

自分の場合は『ZERO-ONE旗揚げ(三沢と橋本、まさかのマイク合戦)』
『長野オリンピックジャンプ団体戦(原田の自作自演)』など。
『キン肉マニア』もそうだったらしいが、残念ながら生では観られなかった。
 

【ヤ●ザシート】
これまた青森の先輩が語源。プロレスなどの格闘技興行を見に行くと、
必ずその筋の人たちの黒装束(ヤクザイル)と、連れのナオンで占められている
リングサイドエリアがあるのだが、そのエリアを指す。

興行会場に行ったら、何はなくとも、まずは探してみるといい(俺と先輩は必ずやる)。
脇に控えるチンピラが色紙を携えていれば、完璧。いとをかし。
 

【鉛色のオーラ】
ギャンブル場に集うオヤジやジジイから発せられる、独特のダメな雰囲気の総称。
語源は忘れたが、自分の発明ではない。だがあまりにもしっくり来るので、多用中。

「鉛色のオーラを身に纏いし者、ここに集い……」。
金が儲かってる奴は決しておらず、大体持ち崩しているムードである。吹きすさぶ風とモツ煮がよく似合う。
ちなみに、今やココイチとかまでがあるJRAの本場ではこれは感じられず、町場のパチンコ屋にもない。
感じられるのは、競輪、競艇、オート、地方競馬、雀荘。JRAなら後楽園&浅草場外。
 

【ラジャー了解ー】
サブカルアニメw 『OH!スーパーミルクチャン』より、指令を受けた際のミルクチャンの口癖。
単に好きで観てるうちに毒されたのだが、普通に「わかりました」と言うより面白い。
上司に言ったら殴られると思うが。

ちなみに、業務上の指示でも何でも「了解です」と返事して、結局何もしない若造がいるので、いずれシメる。

 

……こんなもんかなぁ。
他にも俺の口癖や文に多用癖の語句を知っている方は、教えて下さい。解説しますww

 

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