書評……ウソです。
単なるオススメ本エントリー、名づけて「ボンクラの書棚」シリーズ、と洒落こみます。
昔から、客という客に「人格が出てる」と失笑されてきた、我が本棚の、最近のものから……
本格的な銃器マニアというのは、大体は戦争好きのミリオタから入って、
サバイバルゲームにまで行くというのがパターンだと思いますが、
小生に代表される「ボンクラ男子が単にアコガレる銃」というのは、
ほぼほぼ、マンガもしくは映画の主人公が持っていたモノの刷り込みです。
僕が一番最初に買ってもらったモデルガンは、
爺様に買ってもらったタコ弾使用のワルサーP38です。
言うまでもなく『ルパン三世』ごっこがしたかったからです。
その後スミス&ウェッソンで『あぶない刑事』ごっこですよ、要するに小学生時代は。
これはそんな「フィクションヒーローの銃に憧れる」ボンクラどもの疑問を
全て一発解決する、スバラしいコンビニ本です。
「あの作品の主人公が使っていたのはどの銃か」が一目瞭然。
600円ポッキリ。そんな本の割には紙質もそこそこ良くて、カラーでして。イイスね!
あらゆる「銃器マニアじゃない銃器好き」(なんやそれ)にオススメしたい。
『シティ・ハンター』の冴羽遼は、コルトパイソン。
『ダイ・ハード』のマクレーン刑事は、ベレッタM92SF。
『ゴルゴ13』デューク東郷は……そうですね、米軍ライフルM16A2!
まぁ、これぐらいは常識として、もう少し深い作品まで
踏み込んでくれるのが、この本でありまして……
どんな時に役立つかと言えば……
そうだなぁ。アメ横とかどっかで、ついトチ狂って、
男がモデルガンを品定めする時……やはりボンクラの脳裏には、
フィクションヒーローが当然チラついているワケで、
エアガンを買った結果、撃つのは所詮、
カーテンの前に置いた呑み屋のマッチ箱程度だったとしても、
気分はいっぱしのスナイパーであり、傷だらけの刑事でありたい。
そんな向きには、この一冊は男の参考書として必携でありましょう。
ビデオマニアの副読本としても。
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