やりすぎ赤塚伝

小生は「レジェンド漫画家の自伝、ないし伝記」がすっげぇ好物で、
連ドラ観る習慣なんか皆無なのに、去年あろうことか『ゲゲゲの女房』を完走しちゃったほどなんですが、

そんなコレクションの中に『赤塚不二夫のことを書いたのだ!!』という本があります。

元小学館の編集者、赤塚漫画では「クツシタクサイ、バカ武居記者」
(しかし、なんでこのころの漫画編者者は「記者」表記だったんすかね?)こと武居俊樹氏の回顧録で、
赤塚不二夫との「壮絶なバカ極まる日々」の記録であります。

少年マガジンの五十嵐氏(赤塚漫画では「バガラシ記者」……今この人は講談社の重役で、
創業者の野間一族が代々社長なことを差し引けば、実質トップですよ!)との抗争も、大変に面白いワケで。
 

藤子不二雄A先生の日記や家計簿などもそうなんですが、この手の丁寧な資料があると、
とたんに過去というものも、輝きを増してきます。

で、映画にもなる。(リンク先音出ます。注意)
「ヒドいツラのバカ武居」が、かわいい堀北真希になっちゃったのは残念ですが、
浅野忠信の快演(アカツカ先生が降りてきてます)と、「小学館のサンデー」「講談社のマガジン」が、
なんと実名だったのが(普通、こういう映画では「中学館のヨンデー」や「講論社のマンガジン」とかになる)
光る佳作でした。
 

赤塚不二夫は、アル中になる前は、イイ男だったのだ。だから浅野が演じても、いいのだ。

すぐ脱ぎたがる所も含めて、忠実でした。

 
そんな赤塚レジェンドは、正直多すぎてきりがないのですが、映画に便乗してイイ本が出ています。
宝島社の『全部伝説のマンガなのだ!!』は、「センセイがやりすぎた回」だけを集めたもので、

この薄い一冊を読むだけで、どれだけこの人が時代の先を行き過ぎてたかが、解るってなもんですよ。
オススメです。

 

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