小橋!小橋!小橋!小橋!こばしー!。゚(゚´Д`゚)゚。

小橋建太引退試合@日本武道館。

ソレガシが中学生の時、初めて観た生プロレスは全日本。
確か当日立ち見の学割1000円だった。

岩手の片田舎の体育館でのドサ回りで、
オレンジタイツの小橋は、何の迷いもなくTVの中と同じ戦いをして、
ムーンサルト・プレスをフィニッシュに決めてみせた。

「抜かなかった」ことは、ガキ心にもわかった。
一発で、このレスラーのファンになった。
 

小橋というレスラーは、格闘技やスポーツでのさしたるキャリアがない。
練習量だけでそれをカバーした、稀有なレスラーである。
技は少ない。が、それに説得力を持たせ、
何より全力ファイトで何倍ものオーラをまとうようになっていく。

我が大学時代は、狂気の全日本・四天王時代。
通った武道館の三冠戦。毎回試合時間40分を超える
異常な大技の応酬は、それはもうどうかしていた。
「死んじゃうって! 死んじゃうって!」
 

社会人になったあたりでNOAHができて、小橋はそっちに移り、
やがて絶対王者として君臨……。ソレガシも忙しく、あまりこの時期は
観られていない。しかし、その活躍の嬉しかったこと!
 

だが、全身の怪我、病気が小橋を蝕む。
代名詞のムーンサルトとチョップは代償として膝と肘を完全に破壊し、
腎臓がんにも罹患する大不運。
休場……少し復帰、また長期休場……

必ず小橋は帰ってきでくれた。
しかし……とうとう幕が引かれることになった。

武道館には、あの十数年前の全日のムードが、あった。
最初から超満員のテンションは異常なほど。皆が一瞬たりとも、見逃すまい、と。
全国から来たであろうファンは、「ネ申興行」を堪能したのではないだろうか。
後ろで叫び続けてたオッサンは、博多弁だった……

懐かしすぎた。
まともに歩けないハヤブサも来場し、開会宣言。
渕の前座いびり、NOAH若手による永源・リスペクトww

セレモニーでは、今やWWEの重鎮、ジョン・ロウリネイティス(ジョニー・エース)が
メッセージを送り、スタン・ハンセンのメッセージでは客もロングホーンだ。「ウィー!」
田上、力皇、馳、川田、蝶野、福澤、徳光……リングに上がる上がる。
愛されとったんだなぁ。
なぜか上島竜兵似の前首相もww
 

試合再開。
和田京平が上がれば「きょうへーい!」
足を鳴らすぜ武道館。
天龍は……レボリューションコスチュームだ!!
新日本勢もやってきた。

「グーパンチ!」
「つーるーた! オー!」(「J」が流れるシーンがあったのでこのコールも)
「たもんー! 投げろー!」
「行っちゃうぞ! バカヤロー!」
「永田、白目~!」
「棚橋ブーーーー! 新日帰れ!!」

「しょっぱいぞ大森!」
「ノー! フィアー!」

そして……
「前座はここまでだ!」と高山が叫ぶ。
 

メインは……もう叫び過ぎて何がなんだか。
あぁ、これが俺らの愛したプロレスなんですよ。小橋建太ですよ。
 

小橋はやはりすごかった。体をしっかり作ってきた。
誇張抜きで耳をつんざく小橋コールの中、

逆水平! 袈裟斬り! マシンガン!
小橋チョップの全て……
DSC06743
ローリングクレイドル! 超長ェ!
ショートレンジラリアット! 青春の握りこぶしだ。
出た! ハーフネルソンスープレックス!
そして、……雪崩式ブレーンバスター!

ラストが近づく。武藤がシャイニングウィザードからムーンサルト。そして、促す。

……まさかまさか、やるの!? 二度とできないと言われたあれを。
やるんだね!? やってくれるんだね!
 

あぁーあ!。゚(゚´Д`゚)゚。
奇跡の月面水爆!!
 

その巨体は、あの日の岩手県北上市・黒沢尻体育館と同じ弧を描いた。
「ワン! ツゥ! スリー!!」

かつての全てのプロレス少年たちへ送る、一撃。
永遠のベビーフェイス・小橋は、完璧なフィニッシュでプロレス人生を締めた。

赤コーナーに顔を埋める姿に、
お母さんと奥さんに花束もらう姿に、涙が止まらなかった。
もう足が上がらなくて、無数に投げ込まれた紙テープの山を
自分で足から外すこともできず、レフェリーにとってもらってる姿にも涙……。
DSC06761
小橋建太よ、ありがとう。
貴方の熱いプロレスを観られる時代に生まれて、よかったです。

 

Facebook Twitter More...
Comments

No comments yet.

Leave a comment