えばQ

エヴァQを観た。
 

(個人の感想です。以下は閲覧したくない人はしなくて可。特にファンの方は)
 

「……なに? これ?」

「え!? ……終わんねぇの?」
 

……そしたら、序破急じゃなくて起承転結にすりゃ良かっただろうが、最初から。
また3年とか4年とか引っ張るのであろうか。
スタッフの誰かは死んでしまうぞ。
 
 

しかし、コンテンツを延命させるツボ中のツボを心得ている気はする。
そりゃ、儲かると見たらまだまだ行くしかない。
そして、乱発してはいけない。引っ張るのだ。

多分、あの話を理解できてる奴はそんなにいないと思う。
そもそも難解だったものが、もう新しい話になってきて、
TV観てても解んないのに、更に解んなくなって来てるからだ。

だが(最近でこそ、その呪縛も解けたが)、ハウルあたりの「宮崎アニメ」と同じ。
「マニアたるもの観なきゃ負けだ」の空気ができている。
現に俺も観ちゃってるんだから。
 

正直、眠くなった。実は気力で観ていた。
しかし、他の客は、興奮していたようだ。
まぁなぁ……俺もワーナー板橋くんだりが、公開二日目に
全回フルハウス満員札止めになるのなんて、初めて見たよ。

そして、スター・ウォーズマニアの俺には、それを
(そういう仕掛け方や踊る人々)を批判することは全くできない。資格もない。
なぜなら俺もあのクソⅠ、Ⅱ、Ⅲを、狂喜乱舞して先々行観たり、
始発で試写会に一番乗りしたり、劇場変えて3回ずつ観たりした過去が
あるからである。
 

思えば、エヴァTV版は大学1年の時だった。
我が地元ではテレ東は見られないので、俺の所沢の家に
ビデオテープを送りつけてきたマニア同級生がいたのである
(実話。つまり「録画してくれ」ってこと)。
それで、知った。

あれは当時から非常に評判になった。
スタジオボイスとかがサブカル的に切りまくったんだよな。

で、再放送を録画して……確か大学2年の夏休みだ。
俺はアパートに2日こもって、全話見続けたのであるが、
それはそれは「面白い!」と思った。

当時から大して話は理解できてないのであるが、
そういう風に「アニメでおかしくなった」のは、初めてであった。
UCC缶コーヒーの缶を集めてみたりしてた。
 

そりゃ、あの作品の前にも、パトレイバーとかレイアースとかスレイヤーズとか
サイレントメビウスとか、男には恥ずかしい方面だとセーラームーンとか、
同じガイナックスならナディアとか、マニア向けに「ほい! キミら好きだろ!」と
「変化球」を投げつけるような作品の萌芽はあった。今につながるラインである。

しかし「どーだオラァ! 話深いだろ! キャラかわいいだろ!
なんだかわかんなくてもすごいだろ!」と「剛速球」で来るような作品ってのは、
なかった気がする。「ここまでやるか!」と思った記憶はある。
 

かくして、その1年後、か?
俺はまんまと、立川の映画館で「完結編」の超大行列に並んでいたのであった……
(あの頃、ネット予約や全指定席なんてものは、ない)
 

今思えば、あれで一応オチはついたので、降りても良かったのだが、
ダラダラ来てしまった。良かったのか悪かったのか。

しかし、自称映画マニアとして乗っておかねばならない気は、まだしている。
こんだけ「なんだかなぁ」と思っていても、話がもうゼンゼン解んなくても、
次も生きてれば観に行くのだろう。俺の負けです。

 

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