『この世界の片隅に』

クドクド語れるが端的に言う。「この世界の片隅に」の劇場アニメ版、最高である。   原作の持ち味を一切消していないばかりか、同じ絵柄を再現して最大の極みまで登りつめた。こんな幸せな漫画の映画化はあろうか。ここまでの「アニメ映画」は、最...続きを読む

『桃太郎 海の神兵』

日本初の劇場長編アニメと言われる『桃太郎 海の神兵』(1945)も観た。   動画史的には、絶対に避けて通れないこの作品……なのだが、恥ずかしながら今まで鑑賞の機会がなく、たまたま『FAKE』同じ小屋でやってたんで、こりゃいいや! でつ...続きを読む

『FAKE』

……ネタバレ注意作品なので詳しくは避けるが、『FAKE』は傑作であった。いや、傑作というよりは「語りたくなる」作品と言うのが正しいか。   僕は被写体の佐村河内守ではなく、監督たる森達也という人の攻撃性というか、ドキュメンタリストの持つ...続きを読む

『ベテラン』&『クリード』

某氏から熱烈な口コミ推薦を受けていた、韓国刑事映画『ベテラン』を観てきました。 ……まぁ、結論から言うと、期待のハードルを上げすぎて「普通」でした(^_^;) けど、アラフォー世代以上男なら、このノリは絶対嫌いになれないはずで...続きを読む

『ガールズ&パンツァー 劇場版』

『ガールズ&パンツァー 劇場版』は、本当に、2015年の映画で言えば『マッドマックス』と双璧をなすレベルな、過激乗り物アクションであった。   多分「日本を舞台にした戦車の市街戦を、いかに合法的に120分通してぶちかますか」というこ...続きを読む

『マッドマックス 怒りのデス・ロード』

ようやく……ようやくだ。知人中6人が3回超えリピーターとなるぐらいの熱狂ぶりを漏れ聞くも、多忙だったり体調崩したりしてたせいで、まだ観ていなかった『マッドマックス 怒りのデス・ロード』をようやく観てきた。原題とは違う邦題が付いてるのも、嬉し...続きを読む

講演 「『ルパン三世』とその世界」

ものすごくレアな機会だった。 メディア露出すら少ない、漫画家モンキー・パンチ氏とその代表作『ルパン三世』の初期演出を担当した、おおすみ正秋氏らの講演が、江東区の某所であった。パネラー全員、アラエイティー!(と言うのかどうかは知らないが...続きを読む

『チャッピー』

周囲の評判がすごく良いので、観てきました『チャッピー』。   ……こういう「泣かせ映画」的なビジュアル&予告に騙されてはいけない。実は僕も完全に誤解してましたが、これは新訳ロボコップ、もしくはハードな藤子SFであります。 ...続きを読む

『ナンシー関のいた17年』

NHK-BSで録っていた、『ナンシー関のいた17年』を観た。平凡すぎる感想だが、良かった。ドキュメンタリードラマというジャンルは、結構難しいのだけれど、よくやったもんだ。   ソレガシは、もちろんナンシー関の、いち「読者」でしかなかった...続きを読む

『ラーメン大好き小泉さん』に登場の店、の話

コミック『ラーメン大好き小泉さん』はなかなか面白かった。その第1巻は、記事によれば、実際よく売れたっぽいので、掲載誌がメジャーではないことを考えれば大快挙であるし、未単行本化の時からそのポテンシャルを見抜いていて教えてくれた某氏の眼力には、...続きを読む